こんにちは、せぶんです。訪問ありがとうございます。
これを読まれているあなたもそうだとは思いますが、私は普段から少しでも世の中の変化について行くためや、周りの方との話題がズレをなくすために、スマホやパソコンなどでで情報を取り入れるようにしています。
昨日もいつものようにネットを眺めていた時のことです。スマホの画面をスクロールしているときにこれは何を書いているんだ?と気になる記事を見つけました。このところ、SNSでもいくつかのフランチャイズチェーンが話題になっていたりしたのもありました。そんな中で開いた記事がこちらです。
宮井さんが言ってたところだ...
— Elgar (@Elgar1223) February 19, 2019
涙無くしては読めない😭
こういう対応ならもうこの会社に未来はないな...
「24H限界」セブン本部と対立 | 2019/2/19(火) - Yahoo!ニュース https://t.co/a9Sfoc3T9E @YahooNewsTopics
タイトルを見ただけで正直ゾッとするような記事でしたが、もう見つけた以上は読むしかない!ということで、意を決して本文を読んでみることに。
気になる内容ですが、セブンイレブンを経営されているオーナーさんに関する記事で、ある事情から24時間営業の継続が難しくなってきたために、一部の深夜時間帯において営業時間の短縮を試みてみた、という内容です。
背に腹は変えられないということで、実際に営業時間の短縮を試みてみると、「24時間営業を本当に辞めるのであれば契約解除、もしくは契約違反に該当するので違約金を払ってください」という回答が返ってきたということでした。
なぜこのような事態が発生してしまったのか?
その事情の一つは慢性的な人手不足からくる、超過労働のために過労死をする危険性があるのではないか?という肉体的な負担と精神的な負担の両方からでした。本来、コンビニエンスストアは夫婦、または◯親等の二人で経営することを契約で定めています。
これは営業時間が決まっている一般の店舗と比べ、24時間、年中無休というコンビニ特有のサービスを実現するためにも経営者が一人では管理が難しいという観点からです。
この記事を書いている今まさにテレビでもニュースとして取り上げられていますし、SNS上でもこれに関することが色々と言われています。さらにこのオーナーさんの奥さんは病気の治療中でも仕事をしないといけない状況で、本部からの充分な支援を受けることは出来なかった。ということまで言われています。
これが今回の成り行きの一部なのですが、これだけを読んでいると本部は何をしているんだ!と思わざるを得ない内容ですし、オーナーさん達の心労もお察しします。
Yahoo!ニュース内のコメントでも1万件を超えるコメントが寄せられていますが、どれも確かにそうだよな。と思わされてしまうものばかり。
今回の件を通して強く感じることは、「コンビニエンスストアの24時間営業って本当に必要なのか?」
これに尽きます。一昔前の時代であれば深夜に営業をしている店舗は少なく、コンビニのようないつ行っても開いているということが非常に重宝された時代もありました。しかし、それから数十年経った今は?というと、もう街の至る所にコンビニはありますし、コンビニ以外にも24時間の営業をしている店舗がどこにでもある時代へとなりました。
そして今後も同様に店舗が増え続けていくとするならば、絶対に24時間年中無休で営業をする必要性なんてありません。あなたは自宅の近くにこんなにお店が必要だと本当に思いますか?この答えを声を大にして言わなければいけない時がきているのかもしれません。もう至る所に店舗が乱立している状態になっていることにプラスして、人材確保の難しさ、最低賃金の高騰、求められるサービスの上質化、働き方改革などに始まる変化の数々。
この変化は今後も変わることは無いでしょうし、まだまだ大変になっていく一方だと思います。その反面、ある時を境に問題が解消される可能性もあるだろうとも思っています。
その解消される可能性を秘めている一つは一部の店舗で試験導入をされているセルフレジ。そしてAmazon Goなどに見られる店内の無人化。これについては賛否両論あると思いますし、コンビニにこれを当てはめた場合、どうしても人が携わらなければ成り立たない業務もまだまだ多いため、現実的に本当に無人化にすることができるのか?という問題点はあります。
そして本題に戻して考えた時に店舗を利用する顧客にとって何を優先すべきなのか?ということは常に考え続けなければいけません。それが必ずしも「いつも店舗が営業していること」や「年中無休であること」という必要性があるのか?
これを解消することができた時にこの業界の未来が変わるのかもしれませんね。